釣腰

釣腰の基本形大釣腰のイラスト
天神真楊流柔術極意教授図解』より

釣腰(つりごし)は柔道腰技の一つ。講道館国際柔道連盟 (IJF) での正式名。IJF略号TGO

概要

相手の後ろ帯を釣り上げ、後ろ腰に乗せて大腰のように投げる技である。また、跳腰内股に連絡するか、これらの技を帯を持って仕掛けると、櫓投げの様な形になる。相撲の決まり手では、腰投げにあたる。ルールでは帯を持つ組み手に一定の制限がある[1]

基本形は相手の肩越しに後ろ帯を掴む。別名大釣腰(おおつりごし)。

小釣腰

小釣腰(こつりごし)は相手の腋の下を通して後ろ帯を掴む釣腰。

類似技

似た技に、大腰浮腰移腰などがある。

詳しくは大腰#類似の技を参照のこと。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 帯を6秒以上つかむと「指導」を受ける。IJFルールではかつては「5秒を超えて」、のちに直ちに攻撃をしないと「指導」を受ける。

外部リンク

  • 釣腰|柔道チャンネル

柔道の決技(きまりわざ)

投技(68本)
手技(16本)
腰技(10本)
足技(21本)
真捨身技(5本)
横捨身技(16本)
固技(32本)
抑込技(10本)
絞技(12本)
関節技(10本)

*は禁止技

その他の技

柔道黎明期に存在した技

抱上 - 小手挫 - 小手返 - 首挫 - 逆指 - 足挫 - 足詰 - 足取緘