C413S

au C413S
キャリア au
製造 ソニー
発売日 2001年6月中旬
概要
音声通信方式 cdmaOne
(800MHz[1])
形状 ストレート型
サイズ 127 × 44 × 19 mm
質量 90 g
連続通話時間 210分
連続待受時間 220時間
充電時間 110分
外部メモリ なし
赤外線通信機能 なし
Bluetooth 1.0b+CE (Critical Errata)
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 半透過型STNカラー液晶
解像度 120×160ドット
サイズ
表示色数 256色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ホワイト
バイオレット
ピンク(限定色)
■テンプレート / ■ノート
■ウィキプロジェクト

C413S(シー よんいちさん エス)は、ソニー(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)が国内向けに開発・製造し、auブランドを展開するKDDI、および沖縄セルラー電話が発売していた第二世代携帯電話cdmaOne端末である。

日本の携帯・PHS端末として初めてBluetooth機能を搭載した。

特徴

EZweb@mailに対応する端末である。最大の特徴であるBluetooth機能は1.0b+CE(Critical Errata)が採用され、同機能を利用してPCやPDAをダイヤルアップ接続するほか、他のBluetooth対応携帯電話やPCなどとの間でアドレス帳やスケジュール、データフォルダ内のデータ送受信が可能である。また、Bluetoothを利用して楽しむゲーム「ミラクルラバーズ」がプリセットされ、他のC413Sとの間で相性占いなどが楽しめる。ただしヘッドセットプロファイルはサポートしていないため、Bluetoothヘッドセットを直接Bluetooth接続することはできない。

C406SやNTTドコモSO503iなど、当時すでに折りたたみ型が増えていたソニーとしては久方ぶりのストレート型端末でもあった。本体色のうちバイオレットは、同じソニーのノートパソコンVAIOの本体色を意識したものと言われており、ソニー本体が開発・製造した最後のau端末でもある。その後、本体ロゴの「SONY」表記はXperia VL SOL21までされなくなる。

GLAY PHONE

出典: (3)

C413Sをベースに、GLAYのロゴをあしらったコラボレーションモデル。特製の起動画面がセットされており、この端末のみアクセスできる専用サイトでGLAYのコンサートチケット先行予約、CDジャケットの待ち受け画面や楽曲の着信メロディのダウンロードといったコンテンツが提供されていた。販売はGLAYの公式サイトや所属プロダクションMusic Up Networkへの電話申込みなどでのみ行われた。

沿革

  • 2001年02月28日 - テレコムエンジニアリングセンター(TELEC)による技術基準適合証明(技術基準適合証明番号XZAA0000419~0000423)
  • 2001年03月06日 - TELECによる技術基準適合証明(技術基準適合証明番号NYCA0003493~0003497)
  • 2001年03月30日 - TELECによる技術基準適合証明(技術基準適合証明番号NYCA0003609~0003668)
  • 2001年04月02日 - TELECによる技術基準適合証明(技術基準適合証明番号XZAA0000444~0000503)
  • 2001年04月13日 - TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号XZAA0042、NYCA0135)
  • 2001年04月27日 - 電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号A01-0334JP、J01-0106)
  • 2001年10月22日 - TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号XZAA1004、NYDA1034)
  • 2012年07月22日 - L800(旧800)MHz帯エリアでのサービスの停波、およびcdmaOneサービス終了により使用はこの日限りとなる。

外部リンク

  • (1)製品アーカイブ C413S au
  • (2)国内初の"BluetoothTM"機能内蔵型携帯電話機「C413S」の発売について 過去のニュースリリース KDDI 2001年5月17日
  • (3)GLAYモデルのケータイ「GLAY PHONE」、ベースはC413S ケータイWatch 2001年5月18日
  • (4)ケータイ新製品SHOW CASE au C413S 同上 2001年7月26日

脚注

  1. ^ 2012年7月23日より利用不可


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cdmaOneモデル(00年 - 01年
C100シリーズ

C100M - C102K

C300シリーズ

C307K - C308P - C309H - C310T - C311CA - Rapira(C312SK) - C313K - P'sBoat(C314T) - Rapira(C315SK)

C400シリーズ

C401SA - C402DE - C403ST - C404S - C405SA - C406S - C407H - C408P - C409CA - C410T - C411ST - C412SA - C413S(GLAY PHONE含む) - C414K/K II - C415T

C450シリーズ

C451H - C452CA

C1000シリーズ

C1001SA - C1002S

C3000シリーズ
C5000シリーズ

1998年 - 1999年(IDO/DDIセルラー) |ドコモ mova

端末納入メーカー (日本国内企業): カシオ (CA) - 日立 (H) - 京セラ (K) - ソニーソニー・エリクソン (S) - デンソー(DE) - 三洋電機 (SA) - 鳥取三洋 (ST) - 松下通信工業/パナソニック(P) - 東芝 (T) - セイコーインスツルメンツ(SK)

端末納入メーカー (日本国外企業):モトローラ (M)