足柄茶

画像提供依頼:茶畑などの画像提供をお願いします。2017年7月
足柄茶
種類 日本茶

起源 神奈川県西部

説明 浅蒸し茶

足柄茶(あしがらちゃ)は、神奈川県西部の箱根丹沢山麓一帯で栽培されている日本茶のブランドである。

名称の由来

足柄地域、および栽培エリアに存在する箱根古期外輪山の最高峰の足柄山が由来[1]

歴史

1923年(大正12年)に発生した関東大震災の産業復興策として足柄茶の栽培が始まったとされる[2]。また、第二次世界大戦後は、神奈川県の産業復興計画の一環として茶の振興が図られ、栽培地域も広がっていったという[1]

お茶の特徴

生茶を40秒ほど蒸して作る「浅蒸し茶」が足柄茶で、日本古来の伝統的な煎茶。お茶の色は淡めの山吹色[1]

栽培の特徴

  • 足柄一帯は山間部で日照時間が短いことからの成長に時間がかかる。ただ、この欠点を逆手にとって長い時間をかけて土壌の養分を多く吸収させられるとされるという[1]
  • 全窒素量を多く含む土壌で栽培されている[1][2]

出典

  1. ^ a b c d e 本場の本物:足柄茶
  2. ^ a b 足柄茶

関連項目

日本茶の産地とブランド
東北地方
  • 黒石茶(青森県)
  • 気仙茶(岩手県)
  • 富谷茶(宮城県)
  • 桃生茶(宮城県)
  • 檜山茶(秋田県)
関東地方
  • さしま茶(茨城県)
  • 奥久慈茶(茨城県)
  • 古内茶(茨城県)
  • 鹿沼茶(栃木県)
  • 黒羽茶(栃木県)
  • 梅田茶(群馬県)
  • 狭山茶(埼玉県)
  • 佐倉茶(千葉県)
  • 八街茶(千葉県)
  • 東京狭山茶(東京都)
  • 足柄茶(神奈川県)
中部地方
近畿地方
  • 伊勢茶(三重県)
  • 伊賀茶(三重県)
  • 朝宮茶(滋賀県)
  • 政所茶(滋賀県)
  • 土山茶(滋賀県)
  • 宇治茶(京都府)
  • 和束茶(京都府)
  • 丹波茶(兵庫県)
  • 母子茶(兵庫県)
  • 朝来みどり(兵庫県)
  • 大和茶(奈良県)
  • 色川茶(和歌山県)
  • 川添茶(和歌山県)
  • 音無茶(和歌山県)
中国・四国地方
  • 大山茶(鳥取県)
  • 用瀬茶(鳥取県)
  • 出雲茶(島根県)
  • 大東茶(島根県)
  • 海田茶(岡山県)
  • 富原茶(岡山県)
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  • 高瀬茶(山口県)
  • 阿波晩茶(徳島県)
  • 高瀬茶(香川県)
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  • 久万茶(愛媛県)
  • 碁石茶(高知県)
  • 土佐茶(高知県)
  • 仁淀茶(高知県)
九州地方
  • 八女茶(福岡県)
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  • 世知原茶(長崎県)
  • くまもと茶(熊本県)
  • 因尾茶(大分県)
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  • 都城茶(宮崎県)
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