赤道潜流

世界の主な海流暖流は赤、寒流は青)

赤道潜流(せきどうせんりゅう、: Equatorial Undercurrent[1])とは、赤道付近で西向きに流れている北赤道海流南赤道海流の直下で、東へと流れている海流のこと。この海流は、1952年タウンゼント・クロムウェル(英語版)が発見したことにより、日本語でもクロムウェル海流: Cromwell current)と表記されることが多い。

水深100m以上の位置で流れ、幅200 - 300km、長さ数千km、最大流速が秒速150cm(時速5.4km)に達し、流量が毎秒4000万tと見積もられる大海流である。この流量はミシシッピ川のおよそ1000倍にもなり、1964年ギネスブックにも登録された。

潜流(せんりゅう、: submarine riversundercurrent[1])は、海洋学において比較的新しい分野であり、不明な点が多い。

脚注

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  1. ^ a b 文部省 編『学術用語集 海洋学編』日本学術振興会、1981年。ISBN 4-8181-8154-4。 

関連項目

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