茨木市立川端康成文学館

茨木市立川端康成文学館
地図
施設情報
専門分野 川端康成
事業主体 茨木市
開館 1985年5月
所在地 567-0881
大阪府茨木市上中条2丁目11番25
位置 北緯34度49分23.5秒 東経135度34分15秒 / 北緯34.823194度 東経135.57083度 / 34.823194; 135.57083
プロジェクト:GLAM
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茨木市立川端康成文学館(いばらきしりつかわばたやすなりぶんがくかん)は、大阪府茨木市にある文学館

概要

日本人初のノーベル文学賞受賞者である作家・川端康成の業績の顕彰および紹介するために、茨木市に建設された施設で、1985年5月に開館した。館は市立上中条青少年センターに併設されている。川端は両親と死別後に祖父に引き取られ、3歳から旧制茨木中学校(現大阪府立茨木高等学校)卒業まで三島郡豊川村(1956年に茨木市に編入)で育った。

館では、遺品など約400点を展示するとともに、豊川村にあった幼少期に住んだ屋敷の可動式模型を展示。パネルやビデオで川端の作品と生涯を紹介している。また、ギャラリーが併設されており、毎年6月には企画展を行う。

施設

  • 「生い立ち―宿久庄での暮らし」コーナー
  • 旧制茨木中学・第一高等学校の頃と東京帝国大学・東大時代『伊豆の踊子』・『浅草紅団』 コーナー
  • 『雪国』・『名人』・『千羽鶴』・『山の音』、日本ペンクラブ会長、世界の中の川端文学、『古都』コーナー
  • 「ノーベル文学賞受賞」コーナー
  • 「祖父母と暮らした屋敷の模型」コーナー
  • 「ふるさとの家」コーナー
  • ビデオコーナーA
  • ビデオコーナーB
  • 川端文学散歩

利用情報

  • 開館時間:9時~17時
  • 休館日:月曜日の午後、火曜日、祝日の翌日

交通アクセス

周辺

外部リンク

  • 川端康成文学館/茨木市ホームページ
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全般
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国立図書館
  • 日本
川端康成の作品
掌編小説

掌の小説 (日向 - 滑り岩 - 二十年 - 有難う - 夏の靴 - 母 - 処女の祈り - 心中 - 竜宮の乙姫 - 霊柩車 - 神います - 帽子事件 - 屋上の金魚 - 朝の爪 - 女 - 恐しい愛 - 歴史 - 処女作の祟り - 故郷 - 笑はぬ男 - 日本人アンナ - 顕微鏡怪談 - 雨傘 - 化粧 - 死面 - 骨拾ひ - 卵 - 不死 - 白馬 - めづらしい人 - 髪は長く、ほか)

短編小説

ちよ - 招魂祭一景 - 油 - 葬式の名人 - 南方の火 - 篝火 - 非常 - 孤児の感情 - 青い海黒い海 - 十六歳の日記 - 白い満月 - 伊豆の踊子 - 彼女の盛装 - 祖母 - 春景色 - 霰 - 死者の書 - 温泉宿 - 花のある写真 - 針と硝子と霧 - 浅草日記 - 水晶幻想 - 父母への手紙 - 抒情歌 - 慰霊歌 - 浅草の姉妹 - 二十歳 - 寝顔 - 禽獣 - 散りぬるを - 水上心中 - 田舎芝居 - 童謡 - イタリアの歌 - 花のワルツ - むすめごころ - 女学生 - 父母 - 夕映少女 - 高原 - 金塊 - 母の読める - 正月三ヶ日 - 母の初恋 - 女の夢 - ほくろの手紙 - 夜のさいころ - 燕の童女 - 夫唱婦和 - 子供一人 - ゆくひと - 年の暮 - 寒風 - 朝雲 - 父の名 - 再会 - 生命の樹 - 反橋 - 生きてゐる方に - しぐれ - 住吉 - 天授の子 - 地獄 - たまゆら - 富士の初雪 - 岩に菊 - 無言 - 水月 - 離合 - 弓浦市 - 匂ふ娘 - 片腕 - 竹の声桃の花 - 隅田川

中編小説

死体紹介人 -浅草の九官鳥 - 化粧と口笛 - 学校の花 - 浅草祭 - 旅への誘ひ - 故園 - 東海道 - 再婚者 - 少年 - 眠れる美女

長編小説

海の火祭 - 浅草紅団 - 舞姫の暦 - 雪国 - 女性開眼 - 乙女の港 - 牧歌 - 花日記 - 美しい旅(未完) - 名人 - 千羽鶴 - 山の音 - 虹いくたび - 舞姫 - 波千鳥 - 日も月も - 川のある下町の話 - みづうみ - 東京の人 - ある人の生のなかに - 女であること - 風のある道 - 美しさと哀しみと - 古都 - たんぽぽ(未完) - たまゆら

生きてゐるのに

評論・随筆

南部氏の作風 - 新しき生活と新しき文芸 - 新感覚派の誕生 - 末期の眼 - 文学的自叙伝 - 英霊の遺文 - 哀愁 - 新文章読本 - 美しい日本の私―その序説 - 秋の野に - 美の存在と発見 - 夕日野

関連項目
関連カテゴリ

川端康成 - 小説 - 原作映画作品