発泡剤

曖昧さ回避 この項目では、泡を生じさせる薬品について説明しています。水泡を生じさせる薬については「発泡薬」をご覧ください。

発泡剤(はっぽうざい、英語: blowing agent[1][2])とは、製品中にを生じさせるために添加される薬品のこと。分解によりガスを生じる物質、またはそれ自体ガスとなる物質である。

起泡剤(英語版)[3]の一種であることから、しばしば「発泡剤」と「起泡剤」の語が混用されることがある[4][5][6]

主な発泡剤と原理

炭酸水素ナトリウム熱分解により二酸化炭素を発生

2 N a H C O 3 = N a 2 C O 3 + C O 2 + H 2 O {\displaystyle 2NaHCO_{3}=Na_{2}CO_{3}+CO_{2}+H_{2}O}

炭酸アンモニウム、熱分解によりアンモニア二酸化炭素を発生

( N H 4 ) 2 C O 3 = 2 N H 3 + C O 2 + H 2 O {\displaystyle (NH_{4})_{2}CO_{3}=2NH_{3}+CO_{2}+H_{2}O}

利用

脚注

  1. ^ Weblio 翻訳
  2. ^ blowing agentの意味・用例|英辞郎 on the WEB:アルク
  3. ^ 泡の発生・維持を促進する界面活性剤などの総称。「起泡剤(きほうざい)とは(ブリタニカ国際大百科事典) - コトバンク」および「岩波理化学辞典」(第5版)、1998年」参照。
  4. ^ 起泡剤(きほうざい)とは(日本大百科全書) - コトバンク
  5. ^ 起泡剤とは - Weblio辞書
  6. ^ 発泡剤(ハッポウザイ)とは - コトバンク

関連項目

外部リンク

  • 発泡剤とは - 大車林 Weblio辞書
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