町と田舎

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町と田舎』(ドイツ語: Stadt und Land作品322は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したポルカ・マズルカ

解説

1868年1月12日リングシュトラーセ沿いにあるオーストリア造園協会のブリューメンザール(Blumensäle、花のホール)にて初演された[1]。協会の主催する謝肉祭のプロムナード・コンサートのために作曲された。

ゆっくりとした3拍子のマズルカのリズムを生かして、曲の冒頭部分は都会風の気分を持っているが、対して中間部では田舎風のレントラーが奏される[1]。この対比が作品に相応しい効果を上げている。

ニューイヤーコンサート

開催年 指揮者 備考
1945年 クレメンス・クラウス
1966年 ヴィリー・ボスコフスキー
1970年 ヴィリー・ボスコフスキー
1975年 ヴィリー・ボスコフスキー
1983年 ロリン・マゼール
1986年 ロリン・マゼール
1992年 カルロス・クライバー
2007年(オランダ語版) ズービン・メータ
2018年 リッカルド・ムーティ

出典

  1. ^ a b 若宮由美「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2018解説:76歳のムーティが5度目の登場で、伝統的なニューイヤーを!」より、ポルカ・マズルカ〈町と田舎〉op.322。

外部リンク

音楽・音声外部リンク
全曲を試聴する
Stadt und Land - メータ指揮、ウィーンフィル演奏。EuroArts公式YouTube「EuroArtsChannel」。
ポルカ・マズルカ「町と田舎」 - Naxos japan公式YouTubeチャンネル。