民憲党

民憲党(みんけんとう)は、中華民国初期の公開政党1913年民国2年)10月21日成立。

経過

梁士詒が結成した親袁世凱の御用政党・公民党が台頭してくると、やはり親袁政党であった進歩党は危機感を抱くようになる。そこで、かねてからの政敵であった国民党の有志と進歩党の有志は、それぞれ在籍していた政党を離党し、新たに民憲党を結成して公民党に対抗しようと図った。

主な構成員としては、国民党から張耀曽谷鍾秀楊永泰沈鈞儒などが、進歩党から丁仏言、李国珍などがあげられる。民主精神の貫徹、立憲政治の励行、国家への忠誠義務、民主国体の擁護などを主張した。

しかし同年11月4日、国民党議員438人の議員資格が袁世凱により剥奪され、15日には正式に国会が停止される。これにより民憲党も事実上崩壊した。

参考文献

  • 謝彬『民国政党史』1924年(中華書局版、2007年、ISBN 978-7-101-05531-3)
中華民国の旗 中華民国初期(1912年~1913年)の政党
末から活動

中国同盟会(1905年8月~1912年8月) - 中国社会党(1911年6月~1913年)

袁世凱

統一共和党(1912年1月~8月) - 国民共進会(1912年3月~8月) - 国民党(1912年8月~1913年11月)

親袁世凱
(~1913年5月)

統一党(1912年1月~) - 民社(1912年1月~5月) - 国民協進会(1912年2月~5月) - 共和党(1912年5月~) - 民主党(1912年8月~)

1913年5月~11月

進歩党(5月~11月) - 公民党(9月~11月) - 大中党(9月~11月) - 民憲党(10月~11月)

後の亡命政党

中華革命党(1914年7月~1916年7月)

Portal:政治学 - 中華民国の歴史
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