木村一夫

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木村 一夫 Portal:陸上競技
1932年オリンピックの木村
選手情報
ラテン文字 Kazuo Kimura
国籍 日本の旗 日本
種目 走高跳
生年月日 (1909-06-28) 1909年6月28日
生誕地 兵庫県
没年月日 (1987-11-04) 1987年11月4日(78歳没)
自己ベスト
走高跳 1.96 m (1930)[1]
獲得メダル
日本の旗 日本
極東選手権競技大会
1927 上海 走高跳
1930 東京 走高跳
1934 マニラ 走高跳
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木村 一夫(きむら かずお、1909年6月28日 - 1987年11月4日[2])は、日本の陸上競技走高跳)の選手。

1920年代後半から1930年代にかけて活躍し、日本陸上競技選手権大会優勝5回、1929年から1933年にかけて日本記録保持者[3]1928年アムステルダムオリンピック1932年ロサンゼルスオリンピックに出場した。

経歴

兵庫県加古郡加古川町(現在の加古川市)出身[4]。関西学院中学部に進み[4]、1927年の第8回極東選手権大会(上海)の走高跳で2位[4]。1926年・1927年の日本陸上競技選手権大会で優勝。

早稲田大学に進学[5]。1928年の日本陸上競技選手権大会で優勝(以後、1929年・1931年と早稲田大学所属で優勝)。1928年アムステルダムオリンピックに出場。同じ日本人の織田幹雄との競り合いの中で1m90cmをクリアして6位となった[6]。 1930年に第9回極東選手権競技大会(東京)で銀メダル。1932年ロサンゼルスオリンピック で6位になった[1]

1934年の第10回極東選手権競技大会(マニラ)で銀メダルを獲得。

脚注

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注釈

出典

  1. ^ a b Kazuo Kimura. sports-reference.com
  2. ^ 『「現代物故者事典」総索引(昭和元年〜平成23年) II 学術・文芸・芸術篇』(日外アソシエーツ、2012年)p.372
  3. ^ “日本学生記録の変遷 男子走高跳”. 日本学生陸上競技連合. 2020年11月1日閲覧。
  4. ^ a b c “加古川町探訪:木村一夫選手(2度のオリンピック6位入賞)”. ひろかずのブログ. 2020年11月1日閲覧。[信頼性要検証]
  5. ^ 中澤 2010, 41頁.
  6. ^ 走り高跳びの木村選手が初の入賞『東京朝日新聞』昭和3年7月31日夕刊(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p41 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)

参考文献

  • 中澤篤史「オリンピック日本代表選手団における学生選手に関する資料検討」『一橋スポーツ研究』第29巻、2010年、37-48頁。 

関連項目

日本の旗日本陸上競技選手権大会 男子走高跳優勝者
1910年代
1920年代
  • 20 伊達十郎
  • 21 平井武
  • 22 石井銑三/中澤米太郎/平井武/伊達十郎
  • 23 三木義雄
  • 25 内藤健蔵/平岡進
  • 26 木村一夫
  • 27 木村一夫
  • 28 木村一夫
  • 29 木村一夫
1930年代
1940年代
  • 40 原学
  • 42 森島勝男
  • 46 原学
  • 47 田中弘
  • 48 鈴木義博
  • 49 鈴木義博
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 20 真野友博
  • 21 戸邉直人
  • 22 真野友博
  • 23 赤松諒一
  • *は大会記録
  • 走高跳
  • 棒高跳
  • 走幅跳
  • 三段跳
  • 砲丸投
  • 円盤投
  • ハンマー投
  • やり投
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