人見明

ひとみ あきら
人見 明
本名 荘加 政雄
生年月日 (1922-11-16) 1922年11月16日(101歳)
出生地 日本の旗 日本東京府東京市(現在の東京都[1]
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
職業 ミュージシャン俳優声優
ジャンル 映画テレビドラマ演劇・アニメ
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人見 明(ひとみ あきら、1922年11月16日[1][2] - )は、日本ミュージシャン俳優声優東京府東京市出身[1]。本名は荘加 政雄[3]

経歴

海軍兵役を経て、1946年2月に「人見明とスイング・ボーイズ」を結成する。音楽活動の傍ら、映画等で活躍する。特に東宝クレージー映画になくてはならない名脇役で、全30作中、人見は21作に出演。とりわけ『日本一の色男』(1963年)で、植木等演じる主人公に対し、独特の表情とともに言い放った「……バカ」は、以降のクレージー映画でのお約束となった。また『日本一のゴリガン男』(1966年)では、植木と共に「シビレ節」「おてもやん」を歌い踊っている[注 1]

演劇を中心に活躍。北島三郎特別公演には白木みのる白木万理らとともに常連として出演した。

東北弁を多用し、昭和30〜40年代には福島県のローカルCM『相馬あられ』で流暢な相馬弁を披露していた。

出演

映画

etc.

テレビドラマ

  • ブラザー劇場 / 新吾十番勝負(1967年、TBS / 松竹テレビ室)第33話「くれない三度笠」- 金沢市十郎
  • エプロンおばさん 第2期(1967年 - 1968年、NTV
  • 五人の野武士 (1968年 - 1969年、NTV / 三船プロ) - 伊賀良五兵衛
  • 人形佐七捕物帳 第18話「死のかぞえ唄」(1971年、NET) - いなりの与平次
  • 時間ですよ 第2シリーズ (1971年 - 1972年、TBS
  • 水滸伝 (1973年、日本テレビ) - 董超
  • 伝七捕物帳 第102話「十手目が王手」(1976年、NTV)- 八さん
  • 気まぐれ本格派 第4話「ワン・ダフル花嫁さん」(1977年、日本テレビ / ユニオン映画)
  • 破れ新九郎 第18話「血涙、地獄の子連れ狼」(1979年、テレビ朝日 / 中村プロダクション) - 紋兵衛
  • 江戸の牙 第4話「逆転! 八万両の行方」(1979年、テレビ朝日 / 三船プロダクション) - コモ八
  • 鬼平犯科帳 第3シリーズ 第16話「深川・千鳥橋」(1982年、テレビ朝日 / 東宝) - 己斐の文助
  • 事件記者チャボ! 第10話「チャボに恋したイジワル婆ちゃん」(1984年、NTV / ユニオン映画) - 真崎
etc.

演劇

etc.

アニメ

etc.

脚注

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注釈

  1. ^ 一連の東宝クレージー映画において、人見は植木演じる主人公に翻弄される人物(会社の上司など)を演じることが多かった。なお『日本一のゴリガン男』DVDには、映像特典として人見のインタビューが収められている。

出典

  1. ^ a b c “人見明の解説”. goo人名事典. 2022年1月11日閲覧。
  2. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月10日、598頁。ISBN 4-415-00878-X。 
  3. ^ 大正テレビ寄席の芸人たち
  4. ^ “海底3万マイル”. メディア芸術データベース. 2016年10月27日閲覧。

関連項目

外部リンク