ユニス・ジェプキルイ・キルワ

ユニス・ジェプキルイ・キルワ Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ユニス・ジェプキルイ・キルワ
ラテン文字 Eunice Jepkirui Kirwa
国籍 バーレーンの旗 バーレーン
競技 陸上競技
種目 長距離走
生年月日 (1984-05-20) 1984年5月20日(40歳)
出身地  ケニア
身長 155cm
体重 49kg
10000m 33分2秒0
ハーフマラソン 1時間6分58秒
マラソン 2時間20分48秒
獲得メダル
陸上競技
オリンピック
2016 リオデジャネイロ マラソン
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ユニス・ジェプキルイ・キルワEunice Jepkirui Kirwa1984年5月20日 - )は、ケニア出身でバーレーン国籍陸上競技選手。専門は中距離・長距離走。

人物

ケニア出身。1999年の第1回世界ユース陸上競技選手権(英語版)ポーランドブィドゴシュチュズジスワフ・クシシュコヴィアク・シュタディオン(ポーランド語版))に。弱冠15歳で出場、女子1,500mで5位入賞を果たしたのが国際舞台デビューである[1]。その後、20歳代半ばにかけては障害競走を中心にトラックランナーとして活動した。

2006年から本格的にロードレースに参戦を図り、2008年にサンパウロハーフマラソン(ポルトガル語版)ブラジル)にて1時間15分38秒で優勝を果たして以後[2]、ロードランナーとしての実績を積み重ねる。初のフルマラソンは2012年のアスンシオン国際マラソン(英語版)パラグアイ)で、この時は2時間33分42秒のタイムで初マラソン初優勝であった[3]

2013年にはリスボンハーフマラソン(ポルトガル語版)ポルトガル)でエドナ・キプラガトエチオピア)に次いで2位に入賞[4]l、パリマラソンフランス)では2時間23分34秒で3位となった[5]

キルワは、2014年に国籍をケニアからバーレーンへ異動し、国際陸上競技連盟が同年告示した[6]2014年アジア競技大会大韓民国仁川広域市)ではバーレーン代表選手團の一員となり、女子マラソンに出場、木﨑良子日本)との一騎打ちデッドヒートを13秒差で制して金メダルを獲得した[7]

2015年にはマラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知のエリート女子マラソン部門である名古屋ウィメンズマラソンに出場、2時間22分8秒で優勝した[8]。同年の第15回世界陸上競技選手権大会中華人民共和国北京市)にバーレーン代表として最終日の女子マラソンに出場、マレ・ディババエチオピア)、ジェミマ・スムゴングケニア)、ヘラー・キプロプ(英語版)ケニア)と終盤まで激しい鍔迫り合いを演じ、2時間27分39秒のタイムで優勝したディババと4秒差で3位(銅メダル)となった[9]

2016年は再び名古屋女子マラソンに出場、2時間22分40秒で2年連続優勝を飾る[10]。同年の2016年リオデジャネイロオリンピック女子マラソンでは前年の世界選手権同様、またしてもキプロプ、ディババ、スムゴングとの道中激しく競り合う展開となり、スムコングに終盤突き放されたものの2時間24分13秒で2位に入線して銀メダルを獲得した[11]

脚注

  1. ^ 1500 Metres Girls Result 1st IAAF World Youth Championships
  2. ^ 11a MEIA MARATONA INTERNACIONAL DE SAO PAULO ABRE A TEMPORADA DE GRANDES EVENTOS MEIA MARATONA INTERNACIONAL DE SAO PAULO
  3. ^ EUNICE KIRWA 2014 BOSTON MARATHON
  4. ^ EDP HALF MARATHON ELITE WOMEN 2013 RESULTS Meia Maratona de Lisboa Officia
  5. ^ 2013 Results - Paris Marathon RunnerSpace
  6. ^ ELIGIBILITY ? TRANSFER OF ALLEGIANCE July 2014 International Association of Athletics Federations
  7. ^ ケニア出身の30歳キルワが快勝 日刊スポーツ 2014年10月2日
  8. ^ 名古屋ウィメンズマラソン2015 (PDF) 日本陸上競技連盟
  9. ^ Marathon women 15th IAAF World Championships International Association of Athletics Federations
  10. ^ 2連覇達成のキルワ「リオ五輪でメダルとる」 産経新聞(関西) 2016年3月13日
  11. ^ スムゴングが金、福士は14位/五輪マラソン詳細 日刊スポーツ 2016年8月15日閲覧

外部リンク

陸上競技アジア競技大会金メダリスト – 女子マラソン
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 20 一山麻緒
  • 21 松田瑞生
  • 22 ケニアの旗 ルース・チェプンゲティッチ(英語版)
  • 23 ケニアの旗 ルース・チェプンゲティッチ(英語版)
1983年までは20km、2011年までは名古屋国際女子マラソン、国は当時
2010年代
  • 11 黒田真央
  • 12 南アフリカ共和国の旗レネ・カルマー
  • 13 エチオピアの旗メスタウェット・トゥファ
  • 14 ケニアの旗ビシリン・ジェプケショ
  • 15 バーレーンの旗ユニス・ジェプキルイ・キルワ
  • 16 バーレーンの旗ユニス・ジェプキルイ・キルワ
  • 17 ケニアの旗ジョイシリネ・ジェプコスゲイ
  • 18 エチオピアの旗デキトゥ・アズメロー
  • 19 ケニアの旗ルース・チェプンゲティッチ
2020年代
  • 20 中止
  • 21 中止
  • 22 ケニアの旗オマレ・ドルフィンニャボケ
  • 23 ケニアの旗オマレ・ドルフィンニャボケ
2000年代
2010年代
  • 10:オーストラリアの旗 ニッキ・チャップル(ドイツ語版)
  • 11:日本の旗 福士加代子
  • 12:エチオピアの旗 ティキ・ゲラナ
  • 13:エチオピアの旗 ティキ・ゲラナ
  • 14:日本の旗 牧川恵莉
  • 15:オーストラリアの旗 イロイス・ウェリングス(英語版)
  • 16:バーレーンの旗 ユニス・ジェプキルイ・キルワ
  • 17:バーレーンの旗 ユニス・ジェプキルイ・キルワ
  • 18:ケニアの旗 ベッツィ・サイナ(英語版)
  • 19:ケニアの旗 ベッツィ・サイナ(英語版)
2020年代
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  • ワールドアスレティックス