マーク・サーニー

2018年撮影

マーク・サーニー(Mark Cerny、1964年 - )はアメリカ合衆国のゲームデザイナープログラマでありゲームプロデューサー。サーニーゲームズ社長。

『ディフェンダー』(全米初の100万点突破プレイヤー)や『ミサイルコマンド』で育ったゲーム少年。多くの経験から「成すべき事、成さざるべき事 (do's and don'ts)」を理論体系化し、独自のゲーム開発手法と組織運営理論、ゲーム製作哲学を包括するサーニー・メソッドを実践し、今ではビデオゲーム開発業界で標準的な手法として浸透している。またソニーとのパートナーシップを通じ歴代PlayStationの開発にも関わり、自身も幾多の作品を生み出している。

2013年2月20日(東部標準時)にニューヨークで行われたイベント「PlayStation Meeting 2013」で、PlayStation 4のリードアーキテクトとしてプレゼンテーションを行った。

2020年3月19日、日本時間午前1時に海外のPlayStation Blogで公開された動画にて、PlayStation 5のリードアーキテクトとしてシステム設計に関する技術解説を行った。

日本のセガで働いている際に独学で日本語、日本文化を学んだ。配偶者も日本人である。

略歴

  • 13歳で入学し17歳でカリフォルニア大学バークレー校を中退(中退理由はアタリに招かれたため)。
  • 1982年 - アタリに入社。最初に関わった作品は『メジャーハボック』。『マーブルマッドネス』には18歳の時にデザイナー、共同プログラマーとして関わり大きな成功を収める。
  • 1985年 - 来日。セガに入社。
  • 1990年 - アメリカに帰国。Sega Technology Instituteを設立。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』や『カメレオンキッド』を製作。
  • 1992年 - クリスタルダイナミクスに入社。『クラッシュアンドバーン』、『トータルエクリプス』等を製作。
  • 1994年 - ユニバーサルインタラクティブスタジオを設立。『クラッシュ・バンディクー』シリーズ5作品を製作。総合プロデューサー。
  • 1998年 - サーニーゲームズを設立。『スパイロ・ザ・ドラゴン』シリーズを製作。
  • 2001年 - 『ジャック×ダクスター』を製作。
  • 2002年 - 『ラチェット&クランク』をゲームデザインコンサルタントとして開発。
  • 2013年 - PlayStation 4リード・システムアーキテクトとして登壇。『KNACK』を発表。
  • 2020年 - PlayStation 5リード・システムアーキテクトとして登壇。

受賞

主な参加作品

など

関連項目

外部リンク

  • サーニーゲームズ
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