ブランドン・クラーク

ブランドン・クラーク
Brandon Clarke
2020年のクラーク
メンフィス・グリズリーズ  No.15
ポジション PF
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 カナダの旗 カナダ
生年月日 (1996-09-19) 1996年9月19日(27歳)
出身地 ブリティッシュコロンビア州の旗ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
身長 203cm (6 ft 8 in)
体重 98kg (216 lb)
ウィングスパン 203cm  (6 ft 8 in)[1]
キャリア情報
高校 デザート・ビスタ高等学校(英語版)
大学 サンノゼ州立大学
ゴンザガ大学
NBAドラフト 2019年 / 1巡目 / 全体21位[1]
プロ選手期間 2019年–現在
経歴
2019-メンフィス・グリズリーズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ブランドン・クラーク(Brandon Clarke, 1996年9月19日 - )は、カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身のプロバスケットボール選手。NBAメンフィス・グリズリーズに所属している。ポジションはパワーフォワード

経歴

カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバーでカナダ人の母、ジャマイカ人の父の間に生まれ、3歳の時にアリゾナ州フェニックスに移住した[2]。フェニックスのデザート・ビスタ高等学校(英語版)に入学し[3]、2015年に優勝し、地方新聞アリゾナ・リパブリック紙で、オール・アリゾナに選ばれた[4]

カレッジ

サンノゼ州立大学で2シーズンプレーし、1年次にマウンテン・ウェスト・カンファレンス(英語版)で、平均10.1得点、7.3リバウンドを記録し、シックスマン賞を受賞した。2年次には、平均17.3得点、8.7リバウンド、2.6ブロック、2.3アシストを記録し、オール・マウンテン・ウェストの1st.チームと、オール・ディフェンシブ・チームに選出された。2シーズンの後、ゴンザガ大学ブルドッグスに転校した[5]。 3年次に、ウェスト・コースト・カンファレンスの新人賞、最優秀守備選手賞、オール・ウェスト・コースト1stチームに選ばれた。カンファレンスで新人賞、最優秀守備選手賞を同時受賞したは初めての選手となった[6]スポーティングニュース紙のオール・アメリカン3rd.チームにも選ばれた。 2019年3月23日、NCAAトーナメント戦で、キャリアハイとなる 36得点を挙げる傍ら、8リバウンド、5ブロック、3アシストを記録し、シャキール・オニール、デビッド・ロビンソンに続き、NCAAトーナメントで35得点以上で、5ブロックを記録した3人目の選手となった[7]。NCAAトーナメントのチーム得点記録もアダム・モリソンを抜き歴代1位となった[8]

NBAキャリア

メンフィス・グリズリーズ

2019年のNBAドラフトにて全体21位でオクラホマシティ・サンダーに指名された。2019年7月7日、ダリアス・ベイズリー、将来のドラフト2巡目指名権との引き換えに、メンフィス・グリズリーズにトレードされた[9]。2019年のNBAサマーリーグでは4回のダブル・ダブルを記録するなど、MVPに選出された[10]。2019年10月23日、NBAデビューとなったマイアミ・ヒート戦で、ベンチ出場から8得点、7リバウンド、1アシスト・1ブロックを記録したが、チームは101-120で敗北した[11]。1年目の2019-20シーズンは、58試合(4先発)に平均22.4分の出場で12.1得点、5.9リバウンド、1.4アシスト、0.6スティール、0.8ブロックなどを記録し、オールルーキー1stチームを受賞した(新人王ジャ・モラント)。

4年目の2022-23シーズン、2023年3月3日のデンバー・ナゲッツ戦で左足アキレス腱断裂の重傷を負って、シーズン終了となった[12]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019–20 MEM 58 4 22.4 .618 .359 .759 5.9 1.4 .6 .8 12.1
2020–21 59 16 24.0 .517 .260 .690 5.6 1.6 1.0 .9 10.3
2021–22 64 1 19.5 .644 .227 .654 5.3 1.3 .6 1.1 10.4
2022–23 56 8 19.5 .656 .167 .723 5.5 1.3 .6 .8 10.0
2023–24 6 1 22.4 .559 .167 .143 5.3 1.5 .8 1.0 11.3
通算:5年 243 30 21.3 .603 .286 .697 5.6 1.4 .7 .9 10.7

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2021 MEM 2 0 4.5 .500 --- --- .5 .0 .0 .5 1.0
2022 12 0 24.7 .615 .000 .667 7.0 2.0 .8 .8 12.3
出場:2回 2 0 4.5 .500 .000 .000 .5 .0 .0 .5 1.0

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 サンノゼステート 31 3 23.5 .634 .167 .561 5.6 1.5 .7 1.2 8.8
2016–17 30 30 31.9 .592 .333 .572 8.7 2.3 1.2 2.6 17.3
2018–19 ゴンザガ 37 36 28.1 .687* .267 .694 8.6 1.9 1.2 3.1 16.9
通算 98 69 27.8 .639 .250 .618 7.7 1.9 1.0 2.3 14.5

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “brandon-clarke”. nbadraft.net (2022年2月26日). 2021年6月22日閲覧。
  2. ^ “West Coast Conference - Crumpacker: Brandon Clarke Bolstering Bulldogs”. wccsports.com. 2019年4月9日閲覧。
  3. ^ Prehm, Matt (2017年8月24日). “Oregon makes final three for big-time basketball transfer”. 247Sports. https://247sports.com/college/oregon/Bolt/Oregon-makes-final-three-for-big-time-basketball-transfer-106469710/ 2018年9月27日閲覧。 
  4. ^ “SJSUSpartans.com - Brandon Clarke Bio - San Jose State University Official Athletic Site Men's Basketball”. en:San Jose State Spartans. 2018年9月27日閲覧。
  5. ^ “Brandon Clarke -2017-18 Men's Basketball Roster - Gonzaga University”. GoZags. 2018年9月27日閲覧。
  6. ^ "WCC Announces 2018-19 Men's Basketball All-Conference Team" (Press release). West Coast Conference. 5 March 2019. 2019年3月5日閲覧
  7. ^ https://twitter.com/JeffFaraudo/status/1109628490096078849
  8. ^ https://twitter.com/marchmadness/status/1109628219098099712
  9. ^ “Grizzlies acquire draft rights to Brandon Clarke from Thunder Memphis trades draft rights to Darius Bazley and future second round draft pick to Oklahoma City; Grizzlies sign Clarke to multi-year contract”. NBA.com (2019年7月7日). 2019年7月7日閲覧。
  10. ^ “Clarke stakes Grizzlies to summer league crown”. Associated Press. (2019年7月15日). https://global.espn.com/nba/story/_/id/27199181/clarke-stakes-grizzlies-summer-league-crown 2019年7月16日閲覧。 
  11. ^ “Butler misses Miami debut, Heat beat Grizzlies 120-101”. ESPN (2019年10月23日). 2019年10月23日閲覧。
  12. ^ “ナゲッツ戦で負傷退場したブランドン・クラーク…アキレス腱断裂で今季の欠場が発表”. バスケットボールキング. フロムワン (2023年3月5日). 2023年3月5日閲覧。

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、ブランドン・クラークに関するカテゴリがあります。
  • Gonzaga Bulldogs bio
  • San Jose State Spartans bio
  • ブランドン・クラーク (@brandonclarke23) - X(旧Twitter)
  • ブランドン・クラーク (@brandon_clarke23) - Instagram
メンフィス・グリズリーズのメンバー
スタッフ
プレーヤー
1巡目

1.ザイオン・ウィリアムソン 2.ジャ・モラント 3.R・J・バレット 4.デアンドレ・ハンター 5.ダリアス・ガーランド 6.ジャレット・カルバー 7.コービー・ホワイト 8.ジャクソン・ヘイズ 9.八村塁 10.キャメロン・レディッシュ 11.キャメロン・ジョンソン 12.P・J・ワシントン 13.タイラー・ヒーロー 14.ロメオ・ラングフォード 15.セクー・ドゥムブヤ 16.チュマ・オキキ 17.ニッケル・アレクサンダー=ウォーカー 18.ゴガ・ビターゼ 19.ルカ・サマニッチ 20.マティス・サイブル 21.ブランドン・クラーク 22.グラント・ウィリアムズ 23.ダリアス・ベイズリー 24.タイ・ジェローム(英語版) 25.ナシール・リトル 26.ディラン・ウィンドラー 27.フィオンドゥ・カベンゲリ 28.ジョーダン・プール 29.ケルドン・ジョンソン 30.ケビン・ポーター・ジュニア

2巡目

31.ニコラス・クラクストン 32.KZ・オクパラ(英語版) 33.カーセン・エドワーズ(英語版) 34.ブルーノ・フェルナンド 35.マルコス・ルーザダ・シルバ(英語版) 36.コディ・マーティン 37.デイヴィダス・シルヴィディス 38.ダニエル・ギャフォード 39.アレン・スマイラギッチ 40.ジャスティン・ジェームズ(英語版) 41.エリック・パスカル 42.アドミラル・スコフィールド 43.ジェイレン・ノーウェル(英語版) 44.ボル・ボル 45.アイザイア・ロビー 46.タレン・ホートン=タッカー 47.イグナス・ブラズデイキス 48.テレンス・マン 49.クインダリー・ウェザースプーン 50.ジャレル・ブラントリー 51.トレモント・ウォルターズ(英語版) 52.ジェイレン・マクダニエルズ 53.ジャスティン・ライト=フォーマン(英語版) 54.マリアル・シャヨク(英語版) 55.カイル・ガイ(英語版) 56.ジェイレン・ハンズ(英語版) 57.ジョーダン・ボーン(英語版) 58.ミエ・オニ(英語版) 59.デワン・ヘルナンデス(英語版) 60.バンニャ・マリンコビッチ(英語版)

1stチーム
ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ) ROY
ブランドン・クラーク(メンフィス・グリズリーズ)
ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
ケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート)
エリック・パスカル(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
2ndチーム
タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)
コービー・ホワイト(シカゴ・ブルズ)
八村塁(ワシントン・ウィザーズ)
P・J・ワシントン(シャーロット・ホーネッツ)
テレンス・デイビス(トロント・ラプターズ)