ファラロンプレート

1億8000万年前のプレート図。右上がファラロンプレート
ファラロンプレートがファンデフカプレート、リベラプレート、ココスプレートに分かれていく様子

ファラロンプレート英語: Farallon Plate)は、かつてパンサラッサの東部に存在した巨大なプレートである[1]

概要

マントル内に沈んだファラロンプレートのシミュレーションモデル

ファラロンプレートは、約3億年前から1億年前にかけて現在の太平洋東部に広がっていた[2]フェニックスプレート(英語版)イザナギプレートとともに、パンサラッサの3つの主要なプレートの1つであった。約1億8000万年前、パンゲア大陸が分裂し始め、北米プレートの下にファラロンプレートが沈み込み始めた[1]。しかし、ファラロンプレートの一部は現在、ファンデフカプレートリベラプレートココスプレートナスカプレートとして残っている。

出典

  1. ^ a b “プレートに「ファスナー」!?謎の火山活動に新説”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2021年7月12日閲覧。
  2. ^ “マントル最深部にプレートの痕跡 地球の進化、解明に道”. 日本経済新聞 (2014年2月5日). 2021年7月12日閲覧。
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