ハービンジャー

ハービンジャー
欧字表記 Harbinger
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2006年3月12日
Dansili
Penang Pearl
母の父 Bering
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 Mrs A K H Ooi
馬主 Highclere Thoroughbred Racing
(Adm. Rous)
調教師 Sir Michael R.Stouteイギリス
競走成績
生涯成績 9戦6勝
獲得賞金 765,003ポンド
WTR L135 / 2010年[1]
勝ち鞍
G1 KGVI & QES 2010年
G2 ハードウィックS 2010年
G3 ゴードンS 2009年
G3 ジョンポーターS 2010年
G3 オーモンドS 2010年
テンプレートを表示

ハービンジャーHarbinger2006年3月12日 - )はイギリス競走馬種牡馬。2010年にキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを11馬身差で勝ち、国際競馬統括機関連盟によるワールド・サラブレッド・ランキングで2010年度の1位となった[2]

経歴

2007年のタタソールズ・オクトーバーイヤリング(1歳馬)セールで18万ギニー[注釈 1]で購入される。

デビューは3歳になった2009年4月16日。2戦目の未勝利戦で勝ち上がり、次走のゴードンステークスで重賞初制覇。しかし、続くグレートヴォルティジュールステークスは大差の最下位、セントサイモンステークスは勝ち馬から6馬身以上離された3着と不甲斐ないレースが続いた。

約半年の休養を経て、4歳になった2010年ジョンポーターステークスから始動。このレースを3馬身差、オーモンドステークスを1馬身1/2差、ハードウィックステークスを3馬身1/2差と、いずれも完勝で重賞3連勝。キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(以下“キングジョージ”)の行方を占う有力レースであるハードウィックステークスを快勝したことで、次走の本番である“キングジョージ”では2番人気に推される。なお、主戦騎手のライアン・ムーアが、同じマイケル・スタウト厩舎所属で英ダービーを圧勝した、断然の1番人気のワークフォースに騎乗することから、オリビエ・ペリエを鞍上に迎えている[注釈 2]

並走するワークフォースと愛ダービー馬のケープブランコの背後をマークする形の4番手でレースを進め、直線に入ると残り2ハロンで前の3頭の先頭争いを外から並ぶ間もなくかわし、あとは突き放す一方で2着のケープブランコに11馬身差の圧勝で、重賞4連勝をG1初挑戦初制覇で飾った[注釈 3]。この着差はジェネラスの7馬身差を上回る“キングジョージ”史上最大着差、勝ち時計の2分26秒78もコースレコード[注釈 4]であった。このパフォーマンスに対し、タイムフォーム誌はスポークスマンが「この評価が妥当かは今後の走りを見てから」と付け加えながらも、前年のシーザスターズアイリッシュチャンピオンステークスに与えられた、21世紀に入って最高の140ポイントを上回る、歴代4位タイの142ポイント[注釈 5]の暫定レーティングを与えている[3]。その後、8月1日の正式なレーティングで140ポイントを与えられた。一方、IFHA(国際競馬統括機関連盟)は2010年2月1日から2010年7月28日までのワールド・サラブレッド・ランキングにおいて、現在の方式での評価方法になった2004年度以降、前年のシーザスターズの136ポイントに次ぐ歴代2位の135ポイント[注釈 6]のレーティングを与えている[5]

その後はインターナショナルステークスに向けて調整されていたが、8月7日の調教で左前脚の管骨を骨折。すぐさまニューマーケットの病院で患部をボルトで固定する手術が執られた。手術は成功したものの、馬主サイドの協議の結果、8月9日に引退が発表された[6]

競走成績

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2009.04.16 ニューマーケット 一般戦 芝8f 2着 R.ムーア 3/4馬身 Militarist
0000.05.06 チェスター 未勝利戦 芝10f75y 1着 R.ムーア 3馬身 (ChanGIngoftheguard)
0000.07.28 グッドウッド ゴードンS G3 芝12f 1着 R.ムーア 1馬身3/4 (Firebet)
0000.08.18 ヨーク グレートヴォルティジュールS G2 芝12f 7着 R.ムーア 27馬身1/4 Monitor Closely
0000.10.24 ニューベリー セントサイモンS G3 芝12f5y 3着 R.ムーア 6馬身アタマ High Heeled
2010.04.17 ニューベリー ジョンポーターS G3 芝12f5y 1着 R.ムーア 3馬身 (Manifest)
0000.05.07 チェスター オーモンドS G3 芝13f89y 1着 R.ムーア 1馬身1/2 (Age Of Aquarius)
0000.06.19 アスコット ハードウィックS G2 芝12f 1着 R.ムーア 3馬身1/2 (Duncan)
0000.07.24 アスコット キングジョージ6世&クイーンエリザベスS G1 芝12f 1着 O.ペリエ 11馬身 (Cape Blanco)

種牡馬として

引退後、日本社台グループへ売却され、社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることになった。売却額は明らかにされていないが、数百万ドル[注釈 7]とされている[7]。引退時の評価では、2歳時に出走できなかったこと、2400メートル以上の距離でしか実績がないことが生産界にとってネックとなっており[8]、それがこの規模の売却額に落ち着いた一因と見られる。11月4日に社台スタリオンステーションに到着。馬房はディープインパクトの隣であるという[9]。初年度の種付け料は400万円となった[10]

2015年の京成杯ベルーフが制し、産駒の重賞初制覇を果たす[11]。初年度産駒で春のクラシック(皐月賞ダービー桜花賞オークス)に出走できたのはそのベルーフ(皐月賞)のみと苦戦を強いられたものの[12]、3年目の産駒からはクラシック戦線で上位を争う産駒が出現し、牡馬でペルシアンナイトが皐月賞で2着となり、牝馬でもモズカッチャンおよびディアドラがオークスでそれぞれ2着と4着に入線[13]。秋に入り、ディアドラが秋華賞を制して、産駒初のGI制覇を成し遂げた[14]。 4年目産駒であるブラストワンピースが3歳ながら第63回有馬記念を制し、八大競走初制覇を成し遂げた。また3年目産駒であるノームコアが2019年ヴィクトリアマイル(GI)に勝利した。さらに2019年にはディアドラがイギリスに遠征してナッソーステークスを制し、産駒による母国でのG1制覇を果たした。

主な産駒

太字はGI級競走。

GI級競走優勝馬

  • ペルシアンナイト(2014年産)
    ペルシアンナイト(2014年産)
  • モズカッチャン(2014年産)
    モズカッチャン(2014年産)
  • ディアドラ(2014年産)
    ディアドラ(2014年産)
  • ブラストワンピース(2015年産)
    ブラストワンピース(2015年産)
  • ノームコア(2015年産)
    ノームコア(2015年産)
  • ニシノデイジー(2016年産)
    ニシノデイジー(2016年産)
  • ナミュール(2019年産)
    ナミュール(2019年産)
  • チェルヴィニア(2021年産)
    チェルヴィニア(2021年産)

グレード制重賞優勝馬

地方重賞優勝馬

母の父としての主な産駒

グレード制重賞優勝馬

地方重賞優勝馬

血統表

ハービンジャー血統 (血統表の出典)
父系 デインヒル系

Dansili
1996 黒鹿毛
父の父
*デインヒル
1986 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Razyana
1981 鹿毛
His Majesty
Spring Adieu
父の母
Hasili
1991 鹿毛
Kahyasi
1985 鹿毛
*イルドブルボン
Kadissya
Kerali
1977 鹿毛
High Line
Sookera

Penang Pearl
1996 鹿毛
Bering
1983 栗毛
Arctic Tern Sea-Bird
Bubbling Beauty
Beaune Lyphard
Barbra
母の母
Guapa
1988 鹿毛
Shareef Dancer Northern Dancer
Sweet Alliance
Sauceboat Connaught
Cranberry Sauce F-No.1-k
5代内の近親交配 Northern Dancer 4×4×5、Natalma 5×5×5

同名馬について

本馬も含めて、分かっているだけで13頭の同名馬が存在する。本馬に次いで活躍したのは1890年生まれのイギリス産の牡馬(父ガロピン)で、1893年クレイヴンステークス、グレートヨークシャーステークスの勝ち馬となっている。日本にも、Harbingerの読み方のひとつであるハービンガー(英語表記は同じ)の名を持つ、1987年生まれの牝馬(父ノーアテンション)がおり、1990年オークスに出走して7着に入るなど通算成績25戦5勝。引退後は繁殖牝馬になったものの、産駒に繁殖入りしたものはおらず、その血は途絶えている。その他では、トルコのG3を2勝したトルコ産の牝馬がいる程度で、残りは特筆すべきほどの活躍はしていない。

脚注

注釈

  1. ^ 2007年10月頃の為替レートで約4400万円相当。
  2. ^ 本馬の父ダンシリの主戦騎手でもあった。
  3. ^ スタウト調教師は前年のコンデュイットに続く、2年連続5回目の勝利。ペリエ騎手は初制覇。
  4. ^ 2004年のオフシーズンから2005年にかけておこなわれたコース改修前のレコードはドワイエンがマークした2分26秒53。
  5. ^ このポイントはリボーらと同じ。これを超える評価を獲得しているのはシーバードブリガディアジェラードテューダーミンストレルの3頭。
  6. ^ キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス歴代優勝馬の中ではセントジョヴァイトと並び歴代最高評価[4]
  7. ^ 日本円で数億円規模。

出典

  1. ^ “The 2010 World Thouroughbred Rankings”. IFHA. 2023年10月31日閲覧。
  2. ^ 国際競馬統括機関連盟(IFHA)、WORLD THOROUGHBRED RANKINGS 2010, 2021年7月29日閲覧。
  3. ^ "Harbinger given provisional Timeform rating of 142," Betfair, July 25, 2010.
  4. ^ “WORLD THOROUGHBRED RANKINGS 2010”. 2021年8月13日閲覧。
  5. ^ "The World Thoroughbred Rankings - 1st February to 28th July 2010," International Federation of Horseracing Authorities.
  6. ^ "HARBINGER RETIRED," Sporting Life, August 9, 2010.
  7. ^ "Harbinger sold to Japan stud in multi-million dollar deal," Telegraph, September 2, 2010.
  8. ^ "Harbinger is retired to stud," Telegraph, August 9, 2010.
  9. ^ スポーツ報知、2010年11月4日。
  10. ^ 「ディープインパクトの種付け料が1000万円に」 netkeiba.com、2010年12月17日。
  11. ^ 【京成杯】ベルーフ、ハービンジャー産駒で重賞初制覇 スポーツ報知、2015年1月19日。
  12. ^ ハービンジャーは失敗種牡馬なのか?伸び悩む産駒たちと今後への期待 - 競馬TIMES
  13. ^ “データde出〜た第1119回 にわかに注目!? ハービンジャー産駒を探る”. 競馬情報のJRA-VANトップ. JRAシステムサービス. 2017年10月15日閲覧。
  14. ^ a b “最後の1冠はディアドラ! 3連勝でGI初制覇!/秋華賞”. netkeiba. netkeiba. 2017年10月15日閲覧。
  15. ^ “ペルシアンナイト”. JBISサーチ. 2017年11月13日閲覧。
  16. ^ “モズカッチャン”. JBISサーチ. 2017年11月13日閲覧。
  17. ^ “ブラストワンピース”. JBISサーチ. 2018年3月26日閲覧。
  18. ^ “ノームコア”. netkeiba.com. 2018年9月8日閲覧。
  19. ^ “ニシノデイジー”. netkeiba.com. 2018年9月8日閲覧。
  20. ^ “ナミュール”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月21日閲覧。
  21. ^ “チェルヴィニア”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月28日閲覧。
  22. ^ “ベルーフ”. JBISサーチ. 2017年11月13日閲覧。
  23. ^ “ドレッドノータス”. JBISサーチ. 2017年11月13日閲覧。
  24. ^ “プロフェット”. JBISサーチ. 2017年11月13日閲覧。
  25. ^ “ヒーズインラブ”. JBISサーチ. 2018年4月2日閲覧。
  26. ^ “ヨカグラ”. JBISサーチ. 2018年7月28日閲覧。
  27. ^ “ハービンマオ”. JBISサーチ. 2018年6月13日閲覧。
  28. ^ “ケイティクレバー”. JBISサーチ. 2022年6月25日閲覧。
  29. ^ “フィリアプーラ”. netkeiba.com. 2019年1月12日閲覧。
  30. ^ “ハッピーアワー”. netkeiba.com. 2019年9月10日閲覧。
  31. ^ “ローシャムパーク”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年9月24日閲覧。
  32. ^ “ファントムシーフ”. JBISサーチ. 2023年2月12日閲覧。
  33. ^ “エミュー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年3月18日閲覧。
  34. ^ “ナイトオブナイツ”. JBISサーチ. 2021年9月15日閲覧。
  35. ^ “べラジオオペラ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年3月19日閲覧。
  36. ^ “ミトノユニヴァース”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月31日閲覧。

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post
   

01回(1951年) イギリスの旗 シュプリームコート
02回(1952年) イギリスの旗 タルヤー
03回(1953年) イギリスの旗 ピンザ
04回(1954年) イギリスの旗 オリオール
05回(1955年) フランスの旗 ヴィミー
06回(1956年) イタリアの旗 リボー
07回(1957年) フランスの旗 モンタヴァル
08回(1958年) アイルランドの旗 バリーモス
09回(1959年) イギリスの旗 アルサイド
第10回(1960年) イギリスの旗 アグレッサー
第11回(1961年) フランスの旗 ライトロイヤル
第12回(1962年) フランスの旗 マッチ
第13回(1963年) アイルランドの旗 ラグーサ
第14回(1964年) フランスの旗 ナスラム
第15回(1965年) アイルランドの旗 メドウコート
第16回(1966年) イギリスの旗 アーントエディス
第17回(1967年) イギリスの旗 バステッド
第18回(1968年) イギリスの旗 ロイヤルパレス
第19回(1969年) イギリスの旗 パークトップ
第20回(1970年) アイルランドの旗 ニジンスキー
第21回(1971年) イギリスの旗 ミルリーフ
第22回(1972年) イギリスの旗 ブリガディアジェラード
第23回(1973年) フランスの旗 ダリア
第24回(1974年) フランスの旗 ダリア
第25回(1975年) イギリスの旗 グランディ

第26回(1976年) イギリスの旗 ポウニーズ
第27回(1977年) アイルランドの旗 ザミンストレル
第28回(1978年) イギリスの旗 イルドブルボン
第29回(1979年) イギリスの旗 トロイ
第30回(1980年) イギリスの旗 エラマナムー
第31回(1981年) イギリスの旗 シャーガー
第32回(1982年) イギリスの旗 カラグロウ
第33回(1983年) アイルランドの旗 タイムチャーター
第34回(1984年) イギリスの旗 ティーノーソ
第35回(1985年) イギリスの旗 ペトスキ
第36回(1986年) イギリスの旗 ダンシングブレーヴ
第37回(1987年) イギリスの旗 リファレンスポイント
第38回(1988年) イギリスの旗 ムトト
第39回(1989年) イギリスの旗 ナシュワン
第40回(1990年) イギリスの旗 ベルメッツ
第41回(1991年) イギリスの旗 ジェネラス
第42回(1992年) フランスの旗 セントジョヴァイト
第43回(1993年) イギリスの旗 オペラハウス
第44回(1994年) イギリスの旗 キングスシアター
第45回(1995年) アラブ首長国連邦の旗 ラムタラ
第46回(1996年) イギリスの旗 ペンタイア
第47回(1997年) アラブ首長国連邦の旗 スウェイン
第48回(1998年) アラブ首長国連邦の旗 スウェイン
第49回(1999年) アラブ首長国連邦の旗 デイラミ
第50回(2000年) フランスの旗 モンジュー

第51回(2001年) アイルランドの旗 ガリレオ
第52回(2002年) イギリスの旗 ゴーラン
第53回(2003年) アイルランドの旗 アラムシャー
第54回(2004年) アラブ首長国連邦の旗 ドワイエン
第55回(2005年) アイルランドの旗 アザムール
第56回(2006年) フランスの旗 ハリケーンラン
第57回(2007年) アイルランドの旗 ディラントーマス
第58回(2008年) アイルランドの旗 デュークオブマーマレード
第59回(2009年) イギリスの旗 コンデュイット
第60回(2010年) イギリスの旗 ハービンジャー
第61回(2011年) イギリスの旗 ナサニエル
第62回(2012年) ドイツの旗 デインドリーム
第63回(2013年) ドイツの旗 ノヴェリスト
第64回(2014年) イギリスの旗 タグルーダ
第65回(2015年) イギリスの旗 ポストポンド
第66回(2016年) アイルランドの旗 ハイランドリール
第67回(2017年) イギリスの旗 エネイブル
第68回(2018年) イギリスの旗 ポエッツワード
第69回(2019年) イギリスの旗 エネイブル
第70回(2020年) イギリスの旗 エネイブル
第71回(2021年) イギリスの旗 アダイヤー
第72回(2022年) イギリスの旗 パイルドライヴァー
第73回(2023年) イギリスの旗 フクム

イギリスの旗 タイムフォーム年度代表馬
   

1960年 シャーロッツヴィル・フロリバンダ
1961年 モルヴェド
1962年 マッチ
1963年 エクスビュリ
1964年 レルコ
1965年 シーバード
1966年 ダンスール
1967年 ペティンゴ
1968年 ヴェイグリーノーブル
1969年 レヴモス
1970年 ニジンスキー
1971年 ブリガディアジェラードミルリーフ
1972年 ブリガディアジェラード
1973年 アパラチー・ラインゴールド
1974年 アレフランス
1975年 グランディ
1976年 ユース
1977年 アレッジド
1978年 アレッジド
1979年 トロイ

1980年 ムーアスタイル
1981年 シャーガー
1982年 アルドロス
1983年 ハビブティ
1984年 プロヴィデオ
1985年 ペブルス
1986年 ダンシングブレーヴ
1987年 リファレンスポイント
1988年 ウォーニング
1989年 ジルザル
1990年 デイジュール
1991年 ジェネラス
1992年 セントジョヴァイト
1993年 オペラハウス
1994年 セルティックスウィング
1995年 ラムタラ
1996年 マークオブエスティーム
1997年 パントレセレブル
1998年 インティカブ
1999年 デイラミ

2000年 ドバイミレニアム
2001年 サキー
2002年 ロックオブジブラルタル
2003年 ファルブラヴ
2004年 ドワイエン
2005年 ハリケーンラン
2006年 ジョージワシントン
2007年 マンデュロ
2008年 ザルカヴァ
2009年 シーザスターズ
2010年 ハービンジャー
2011年 フランケル
2012年 フランケル
2013年 トレヴ
2014年 キングマン
2015年 ゴールデンホーン
2016年 アルマンゾル
2017年 エネイブル
2018年 ロアリングライオン
2019年 ピナトゥボ