ネオ・モダン

ネオ・モダン(neo modern)とは、モダニズムを超えようとする様式のこと。ただし、ポストモダニズム(ポストモダン)のように、モダニズムを(全面的に)否定しようとするのではなく、モダニズムを用いつつそれに何か別のもの(様式等)を融合させることにより新しさを生み出そうとする傾向があり、モダニズムの一部に過ぎないとする考え方もある。

インテリア建築プロダクト・デザイン、アクセサリーなど、いくつかの分野で用いられる呼び方である。それ以外でも、経済・ビジネスなどの分野でも使われる例がないわけではない[1]

なお、イタリアのデザイナー、アレッサンドロ・メンディーニ(英語版)は、「ネオ・モダン・デザイン」の提唱者として知られているそうである[2]

また、建築家では、「ペロンヌ美術館の設計でも知られるシリアニを中心に、エディット・ジラールやミシェル・カガン、リポーとデュアール、アレーヌとエデキンス、ピエール=ルイ・ファロシなどで形成される、いわゆる「ネオ・モダン派」」という記載が見られる[3]

関連する展覧会

  • イタリアン・ネオ・モダン ’80年代のアート&デザイン[4]
    • エンツォ・クッキ、フランチェスコ・クレメンテ、サンドロ・キアなどが取り上げられている。

その他

日産陶業株式会社(アドミナ社)製の信楽焼の植木鉢・植木鉢カバーに「ネオモダン」という製品がある[5]

ギャラリー

建築

脚注

  1. ^ [1]
  2. ^ アレッシィのワインオープナー
  3. ^ 「ラベル・フランス」42号より (PDF)
  4. ^ 東高現代美術館、ふくやま美術館ほか、1989年
  5. ^ 紹介

参考文献

  • 建築の変容 ネオモダンあるいはポスト[都市]の建築生理学(彦坂裕、INAX出版、1992年)
  • 表示
  • 編集
スタブアイコン

この項目は、建築土木に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:建築/Portal:建築)。

  • 表示
  • 編集
古代
中近世
地域別
西洋
アジア
日本
古代中近世
神社建築
寺院建築
屋根
近現代
近現代
  • カテゴリカテゴリ 建築史/建築様式
  • コモンズ コモンズ
  • ポータル ポータル
五十音順
時系列順
  • カテゴリカテゴリ 建築史/建築様式/モダニズム建築
  • コモンズ コモンズ
  • ポータル ポータル