クライシュ族 (クルアーン)

クライシュ族
قريش
Quraysh
クライシュ
クライシュ族
啓示 マッカ啓示
章題の意味 もしクライシュ族が真にマッカを愛し、その地理的な位置や安全境のお陰で、通商上の利益を享受していることを考えるならば、唯一の真主崇拝し、その啓示を受け入れるべきである[1]
啓示時期 マッカ初期
詳細
スーラ 第106章
アーヤ 全4節
ジュズウ 30番
ルクー 1回
語数 17語
文字数 73文字
前スーラ
次スーラ 慈善
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音楽・音声外部リンク
Islam House.com - タルティール朗誦法による (朗誦者: ファーリス・アッバード)
音楽・音声外部リンク
Islam House.com - タジュウィード朗誦法による (朗誦者: ムハンマド・スィッディーク・アル=ミンシャーウィー)

クライシュ族』(クライシュぞく、アラビア語: قريشUNGEGN式: Quraysh クライシュ)は、アル・クルアーン(コーラン)における第106番目のスーラである。クライシュ族は名門部族であり、マッカ(メッカ)の商業を掌握していた。ムハンマドはクライシュ族である。ムハンマドは後にクライシュ族と対立し、戦うことになる。本章は、戦いが始まる以前の啓示である。ムハンマドとクライシュ族は、後に和平条約を締結する。

主な内容

クライシュ族と、クライシュ族の隊商の冬と夏を[2]、保護する[3]ために、神殿[4]の主を、クライシュ族に崇めさせよ。その主は、クライシュ族から飢えと恐れを取り除くのである。 - 1節から4節

アラビア語による『クライシュ族』全文

アル・クルアーン第106章 『قريش (クライシュ族)』

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン クライシュ族 (クライシュ)
  2. ^ クライシュ族の隊商(キャラバン)は、冬にイエメン、夏にシリアへ行き、中継貿易を独占した。
  3. ^ 保護は、の恩恵による。
  4. ^ カアバのこと。

関連項目

外部リンク

ウィキソースにクライシュ族(英語)の原文があります。
  • 日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン クライシュ族 (クライシュ)
スーラ 全114章
ジュズウ (章)

章題

1〜13 01-)
  • 開端
  • 雌牛*
  • イムラーン家*
  • 婦人
  • 食卓
  • 家畜
  • 高壁۩*
  • 戦利品
  • 悔悟
  • ユーヌス*
  • フード*
  • ユースフ*
  • 雷電۩*
  • イブラーヒーム*
14 (15-)
  • アル・ヒジュル*
  • 蜜蜂۩
15〜16 (17-)
  • 夜の旅۩
  • 洞窟
  • マルヤム۩*
  • ター・ハー*
17 (21-)
  • 預言者
  • 巡礼۩
18〜25 (23-)
  • 信者たち
  • 御光
  • 識別۩
  • 詩人たち*
  • 蟻۩*
  • 物語*
  • 蜘蛛*
  • ビザンチン*
  • ルクマーン*
  • アッ・サジダ۩*
  • 部族連合
  • サバア
  • 創造者
  • ヤー・スィーン*
  • 整列者
  • サード۩*
  • 集団
  • ガーフィル*
  • フッスィラ۩*
  • 相談*
  • 金の装飾*
  • 煙霧*
  • 跪く時*
26〜27 (46-)
  • 砂丘*
  • ムハンマド
  • 勝利
  • 部屋
  • カーフ*
  • 撒き散らすもの
  • 星۩
  • 慈悲あまねく御方
  • 出来事
28 (58-)
  • 抗弁する女
  • 集合
  • 試問される女
  • 戦列
  • 合同礼拝
  • 偽信者たち
  • 騙し合い
  • 離婚
  • 禁止
29 (67-)
  • 大権
  • 筆*
  • 真実
  • 階段
  • ヌーフ
  • 幽精
  • 衣を纏う者
  • 包る者
  • 復活
  • 人間
  • 送られるもの
30 (78-)
  • 消息
  • 引き離すもの
  • 眉をひそめて
  • 包み隠す
  • 裂ける
  • 量を減らす者
  • 割れる۩
  • 星座
  • 夜訪れるもの
  • 至高者
  • 圧倒的事態
  • 太陽
  • 胸を広げる
  • 無花果
  • 凝血۩
  • みいつ
  • 明証
  • 地震
  • 進撃する馬
  • 恐れ戦く
  • 蓄積
  • 時間
  • 中傷者
  • クライシュ族
  • 慈善
  • 潤沢
  • 不信者たち
  • 援助
  • 棕櫚
  • 純正
  • 黎明
  • 人々
関連項目
太字۩の計14章=サジダ節あり (22「巡礼」のみ2節で計15)。 *の計29章=章の冒頭に神秘文字あり。